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【毎日更新】ドル円相場解説|2024年12月最新
≫2024年12月3日更新
ドル円チャート15分足
売り地合い継続 米金利上昇で押し目買いも
2日(月)のドル円は軟調。安値149.07をつけてから終値149.59と2営業日連続で円が買われた。
米ISM製造業景況指数が48.4で予想を上振れ、米製造業購買担当者景気指数の結果も注目された。米長期金利は上昇しており、ドル買いを支える面もあった。
3日(火)も円安予想。モメンタムは依然として弱気シグナルが点灯しており、弱気トレンドの継続が想起される。IMM通貨先物ポジションでは、円売り優勢のため、下値では売り買いがせめぎ合う展開も。弱気地合いが継続した場合、ドル円レートは12月2日安値149.07まで下値拡大の展開の可能性もある。
本日注目イベント・指標
- 06時30分:米)ウィリアムズ:NY連銀総裁の発言
- 24時00分:10月雇用動態調査
- 26時35分:米)クーグラーFRB理事の発言
※本日注目度の高い米国の経済指標は、10月雇用動態調査(24時00分発表)
≫2024年12月2日更新
ドル円チャート15分足
ドル円は150円を割り込む 円高基調継続か
29日(金)のドル円は下落でクローズ。11月東京区部消費者物価指数(生鮮食品除く総合指数)が前年同月比2.2%で3か月振りの上昇により12月の日銀追加利上げの可能性が高まったとの見方から150円を割り込んだ。さらに感謝祭の連休で薄商いとなる中で米長期債利回りの低下が続き30日未明に149.46円まで安値を切り下げ、週明けの円高継続感を保ったまま149.62円で週の取引を終えた。
2日(月)も円安予想。モメンタムは依然として弱気シグナルが点灯しており、弱気トレンドへの移行が意識される。IMM通貨先物ポジションでは、円が売り越しだが、地合いの変化には注意。弱気地合いが継続した場合、ドル円レートは次の安値目標水準である149.00まで下値拡大の展開の可能性もある。
本日注目イベント・指標
- 09時30分:豪)小売売上高
- 09時30分:豪)住宅建設許可件数
- 24時00分:米)ISM製造業景況指数
- 29時15分:米)ウォラーFRB理事の発言
※本日注目度の高い米国の経済指標は、ISM製造業景況指数(24時00分発表)
2024年11月の相場
≫2024年11月29日更新
ドル円チャート15分足
相場心理に強さ ドル買い優勢
28日(木)のドル円は上昇。
- 急下落に対する反動買い
- トランプ次期大統領がメキシコ経由移民に関するSNS発言により関税政策リスク後退
- 日経平均株価の堅調推移
の要因により一時高値151.94をつけた。その後、米感謝祭で商い閑散となる中、徐々に上値を切り下げ終値151.54となった。
29日(金)も円安予想。モメンタムは依然として弱気シグナルが点灯しており、弱気地合いへの転換の可能性も。IMM通貨先物ポジションでは、円が-46,868枚の売り持ちだが、上値圏では勢いが限定的になる予想。本日は、ブラックフライデーとなり米株・米債市場が短縮取引となります。
本日注目イベント・指標
- 08時30分:日)東京都区部消費者物価指数
- 19時00分:欧)消費者物価指数
- 19時30分:英)BOE金融安定報告書公表
- 20時00分:英)ベイリーBOE総裁の記者会見
- 22時30分:加)9月国内総生産(GDP)
※本日、注目度の高い米国の経済指標はありません
≫2024年11月28日更新
ドル円チャート15分足
軟調地合い鮮明 米金利上昇で押し目買いも
27日(水)のドル円は下落。
- トランプ次期政権による関税政策に対する先行き不透明感の高まりやリスク回避の動き
- 米10月耐久財受注速報値(結果+0.2%、予想+0.5%)の市場予想を下回る結果
- 米7ー9月期コアPCE改定値(結果+2.1%、予想+2.2%)の市場予想を下回る結果
- 米7ー9月期個人消費改定値(結果+3.5%、予想+3.7%)の市場予想を下回る結果
- 米11月シカゴ購買部協会景気指数(結果40.2、予想45.0)の市場予想を下回る結果
- 米金利低下に伴うドル売り
- 米感謝祭を控えたポジション調整
の要因により安値150.44をつけてから終値151.12と、3営業日連続で円が買われた。
28日(木)も円安予想。モメンタムは依然として弱気シグナルが点灯しており、弱気トレンド継続の可能性がある。IMM通貨先物ポジションは円売り優勢で、下値では売り買いがせめぎ合う展開も。弱気地合いが継続した場合、ドル円レートは次の安値水準である150.50まで下値拡大の展開も見込まれる。本日は、米国市場は感謝祭のため休場。
本日注目イベント・指標
- 17時55分:豪)ブロックRBA総裁の発言
※本日は米国は感謝祭のため休場
≫2024年11月27日更新
ドル円チャート15分足
下値警戒 相場心理には底堅さも
26(火)のドル円は売りが拡大。
- トランプ次期大統領が「中国から輸入する全製品に10%追加関税を課す」や「カナダやメキシコの全輸入品にも25%関税を課す」とSNS投稿によるリスク回避ムードの円買い
- イスラエルとレバノンの情勢不安
の要因により安値152.95をつけてから終値153.12と、2営業日連続でドル売りが出た。
27日(水)も円安予想。モメンタムは弱気シグナルが点灯しており、弱気トレンド継続の可能性がある。IMM通貨先物ポジションは円売り優勢で、下値では売り買いがせめぎ合う展開も。22時30分発表の米国四半期実質国内総生産や米国個人消費支出に注目が集まる。最近の下方目線を引き継ぎ弱い地合いとなれば、ドル円は次の安値目標である152.50を目指す展開も意識される。
本日注目イベント・指標
- 09時30分:豪)消費者物価指数
- 10時00分:NZ)RBNZ政策金利・声明発表
- 22時30分:米)新規失業保険申請件数
- 22時30分:米)第3四半期GDP【改定値】
- 24時00分:米)個人消費【改定値】
- 22時30分:米)耐久財受注
- 23時45分:米)シカゴ購買部協会景気指数
- 24時00分:米)個人所得
- 24時00分:米)個人支出
- 24時00分:米)PCEデフレーター
- 24時00分:米)PCEコア・デフレーター
- 24時00分:米)中古住宅販売保留
- 24時30分:米)週間原油在庫
- 27時00分:米)7年債入札
※本日注目度の高い米国の経済指標は、10月個人支出(24時00分発表)
≫2024年11月26日更新
ドル円チャート15分足
戻り売り 米金利上昇で押し目買いも
25(月)のドル円は軟調。安値153.54をつけてから終値154.20と2日ぶりに反落した。目立った経済イベントはなく、米時間には様子見の姿勢も見られた。米10年国債利回り(米長期金利)は上昇し、ドル買いの流れを支える面もあった。
26日(火)も円安予想。モメンタムは強気シグナルが点灯しており、強気地合いへの移行の可能性も。米新築住宅販売件数や米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨などに注目が集まる。25日は、ドル売り優勢であったが、下値圏では底堅さを指摘する声も一部から聞かれている。下値メドである心理的節目153.50近辺までの価格帯で売り一巡となれば、押し目買い拡大の展開も視野に入れておきたい。
本日注目イベント・指標
- 23時00分:米)S&P/ケース・シラー住宅価格指数
- 23時00分:米)住宅価格指数
- 24時00分:米)新築住宅販売件数
- 24時00分:米)消費者信頼感指数
- 27時00分:米)5年債入札
- 28時00分:米)FOMC議事録公表
※本日、注目度の高い米国の経済指標はありません
≫2024年11月25日更新
ドル円チャート15分足
買い再燃 日米金利差拡大
22日(木)のドル円は、高値155.02をつけてから終値154.79と2日ぶりに反発ののち取引を終えた。目立った経済イベントはなく、米時間には様子見の姿勢も見られた。米10年国債利回り(米長期金利)は上昇、日米金利格差の拡大観測を背景にドル買い・円売りが出る面もあった。
25日(月)も円安予想。モメンタムは強気シグナルが点灯、強気トレンドへの転換が意識される。IMM通貨先物ポジションの動向は円売り優勢で、短期的な方向感も強気。
今後の展開は、米国のインフレ率は高止まりの状態の継続や米国経済の軟着陸への期待から、FRBの追加利下げの後退を見込んだドル買い・円売りが強まる可能性も。しかし、日本の為替介入への警戒や日銀による12月追加利上げの可能性があることから、リスク選好的な米ドル買い・円売りがすぐに拡大する可能性は低いと予想する。
本日注目イベント・指標
- 06時45分:NZ)第3四半期小売売上高
- 18時00分:独)IFO景況指数
- 27時00分:米)2年債入札
※本日、注目度の高い米国の経済指標はありません
≫2024年11月22日更新
ドル円チャート15分足
地合い強さ引き継ぐ 米金利上昇に反応
21日(木)は安値153.90をつけてから終値154.53と、4日ぶりに反落した。米フィラデルフィア連銀製造業景気指数が-5.5で予想を下振れ、米新規失業保険申請件数や米失業保険継続受給者数の結果も注目された。米10年国債利回り(米長期金利)は上昇し、ドル買いが強まる場面があった。
22日(金)も円安予想。日足チャートを見るとモメンタムは強気シグナルが点灯し、強気地合いへの移行の可能性も。IMM通貨先物ポジションは円が-64,902枚の売り持ちで、底堅さを期待する声は根強い。
本日注目イベント・指標
- 08時30分:日)全国消費者物価指数
- 16時00分:英)小売売上高
- 17時15分:仏)製造業PMI
- 17時15分:仏)非製造業PMI
- 17時30分:独)製造業PMI
- 17時30分:独)非製造業PMI
- 17時30分:欧)ラガルドECB総裁の発言
- 18時00分:欧)製造業PMI
- 18時00分:欧)非製造業PMI
- 18時30分:英)製造業PMI
- 18時30分:英)非製造業PMI
- 22時30分:加)小売売上高
- 23時45分:米)製造業PMI
- 23時45分:米)非製造業PMI
- 24時00分:米)ミシガン大学消費者信頼感指数
※本日注目度の高い米国の経済指標は、製造業PMI(23時45分発表)
≫2024年11月21日更新
ドル円チャート15分足
地合い強さ引き継ぐ 米金利上昇に反応
20日(水)のドル円は上昇。高値155.88をつけてから終値155.45と、3営業日連続でドルが買われた.目立った経済イベントはなく、米時間には様子見の姿勢も見られた。米10年国債利回り(米長期金利)は上昇し、ドル買いの流れを支える面もあった。
21日(木)も円安予想。日足チャートを見るとモメンタムは強気シグナルが点灯し、強気トレンドの継続が示唆される。IMM通貨先物ポジションは円売りが優勢となっており、方向感は依然として上向き。現在の流れのまま強気地合いが継続した場合、ドル円レートは次の目標値となる心理的節目156.50を目指して上値拡大の展開か。
本日注目イベント・指標
- 14時10分:日)植田日銀総裁の発言
- 17時00分:豪)ブロックRBA総裁の発言
- 20時00分:ト)TCMB政策金利&声明発表
- 時間未定:南ア)SARB政策金利&声明発表
- 22時30分:米)新規失業保険申請件数
- 22時30分:米)フィラデルフィア連銀景況指数
- 22時45分:米)ハマック:クリーブランド連銀総裁の発言
- 24時00分:米)景気先行指数
- 24時00分:米)中古住宅販売件数
- 26時30分:米)ハマック:クリーブランド連銀総裁の発言
※本日、注目度の高い米国の経済指標はありません
≫2024年11月20日更新
ドル円チャート15分足
一時153円台前半まで急落するも、海外勢参入後に全値戻し
19日(火)のドル円相場は、加藤財務相の円安牽制発言や米金利低下に伴うドル売り圧力、上値の重さを嫌気した短期筋の見切り売りなどの要因によって安値153.28まで急落した。
売り一巡後に下げ渋ると、急下落に対する反動買いや米長期金利の低下幅縮小などにより高値154.80まで反発した。
20日(水)も円安予想。本日は目立った経済イベントの予定なく、21日(木)に植田日銀総裁による今週2度目の発言機会が予定されていることから、本日は様子見ムード主導で方向感を見出しにくい時間帯が続きそう。
本日注目イベント・指標
- 10時00分:日)田村日銀審議委員の発言
- 21時15分:欧)ECB政策金利・声明発表
- 21時30分:米)新規失業保険申請件数
- 21時30分:米)生産者物価指数
- 21時45分:欧)ラガルドECB総裁の記者会見
- 23時25分:ス)ジョーダンSNB総裁の発言
- 26時00分:米)30年債入札
※本日、注目度の高い米国の経済指標はありません
≫2024年11月19日更新
ドル円チャート15分足
売りが続く 日米金利差縮小
週明け18日(月)のドル円相場は堅調な値動き。朝方にかけ安値153.84まで下げるも下げ渋ると、
- 植田日銀総裁の「利上げタイミング、先行きの経済・物価・金融情勢次第」「毎回会合で経済・物価評価や見通しをアップデートし政策を判断する」とややハト派寄りの発言
- 円安阻止を目的に植田総裁よりタカ派的なメッセージが出るかと思われたが、踏み込んだ発言はなく安堵感から円キャリートレード再開
- 米金利上昇に伴うドル買い圧力が支えとなり155.36まで上昇
その後ドル円は伸び悩み、急な上昇に対する反動売りや米長期金利の上昇幅縮小が重石となり、2日ぶりに反発ののち本日の取引へ移行した。
19日(火)も円安予想。日足チャートを見るとモメンタムは強気のシグナルが点灯しており、強気トレンドへの転換が意識される。IMM通貨先物ポジションも円売り優勢で短期的な方向感も強気。
本日注目イベント・指標
- 19時00分:英)ベイリーBOE総裁の発言
- 22時30分:加)消費者物価指数
- 22時30分:米)住宅着工件数・建設許可件数
※本日、注目度の高い米国の経済指標はありません
≫2024年11月18日更新
ドル円チャート15分足
売りが続く 日米金利差縮小
15日(金)のドル円は下落でクローズ。安値153.84をつけてから終値154.41と4日ぶりに反落したのち取引を終えた。
目立った経済イベントはなく、米時間には様子見の姿勢も見られた。米10年国債利回り(米長期金利)は上昇し、日米金利格差の拡大観測を背景にドル買い・円売りが出る面もあった。
18日(月)も円安予想。日足チャートはMACDで売りシグナルが点灯、モメンタムは強気のシグナルが点灯しており、短期的な見通しはややつけにくい。IMM通貨先物ポジションは円売り優勢のため、一定の下値の硬さも。
本日注目イベント・指標
- 10時05分:日)植田日銀総裁の発言
- 13時45分:日)植田日銀総裁の記者会見
- 27時30分:欧)ラガルドECB総裁の発言
※本日、注目度の高い米国の経済指標はありません
≫2024年11月15日更新
ドル円チャート15分足
トリプルレッド成立報道で一時156円台前半まで急上昇。約3カ月半ぶりの高値更新
14日(木)のドル円相場は堅調。安値155.34まで軟化するも、一巡後に下げ渋ると、米議会選で上下両院とも共和党が過半数を獲得する見通しとの観測からトランプ・トレードの本格再開や日米金利差に着目した円キャリートレードの活発化期待、直近高値突破に伴う仕掛け的なドル買い・円売りが支えとなり、高値156.25(7/23以来の高値圏)まで上昇した。
米10月生産者物価指数は市場予想を上回る結果となったが、ドル買いでの反応は限定的だった。
15日も円安相場が予想されるが、複数の重要な米経済指標(NY連銀製造業景況指数や小売売上高など)が予定おりボラティリティ拡大に警戒が必要。
本日注目イベント・指標
- 06時45分:米)ウィリアムズ:NY連銀総裁の発言
- 08時50分:日)第3四半期GDP【速報値】
- 16時00分:英)第3四半期GDP【速報値】
- 22時30分:米)小売売上高
- 22時30分:米)NY連銀製造業景気指数
- 22時30分:米)輸入物価指数
- 23時15分:米)鉱工業生産
- 27時15分:米)ウィリアムズ:NY連銀総裁の発言
※本日注目度の高い米国の経済指標は、小売売上高(22時30分発表)
≫2024年11月14日更新
ドル円チャート15分足
一時155円台半ばまで急伸、約3カ月半ぶり高値を更新
13日(水)のドル円相場は堅調。トランプ氏の政策実現の期待や日米金利差による円キャリートレード再開期待、政府・日銀から円安牽制発言がなかったことも影響しドル円は一時155.24まで上昇した。米10月米消費者物価指数が市場予想通りだったことで過度なインフレ懸念の後退や米金利低下によるドル売り圧力がかかり反落し154.34まで下げた。その後、FRBの慎重な利下げ姿勢や米株価の堅調を背景にドルがまた買われ、155.43まで反発しました。
14日も円安相場が予想されており、米生産者物価指数や米新規失業保険申請件数の結果次第では、最近の上方目線を引き継ぎ強気地合が継続になれば、156.50を目指し上値拡大する可能性も。
本日注目イベント・指標
- 08時00分:豪)ブロックRBA総裁の発言
- 09時30分:豪)失業率・新規雇用者数
- 21時00分:米)クーグラーFRB理事の発言
- 21時30分:欧)ECB理事会議事要旨公表(10月17日開催分)
- 22時30分:米)新規失業保険申請件数
- 22時30分:米)生産者物価指数
- 23時00分:米)リッチモンド連銀総裁の発言
- 25時00分:米)週間原油在庫
- 28時00分:欧)ラガルドECB総裁の発言
- 29時00分:米)パウエルFRB議長の発言
※本日注目度の高い米国の経済指標は、生産者物価指数(22時30分発表)
≫2024年11月13日更新
ドル円チャート15分足
堅調期待 ドル仕込む動き
12日のドル円相場は堅調。一時安値153.41まで軟化するも
- トランプ・トレードの本格化期待
- トランプトレードを背景とした米金利上昇および米ドル買いの活発化
- 米10月NFIB中小企業楽観指数(結果93.7、予想92.0)の市場予想を上回る結果
- IMM通貨先物市場で非商業部門の円ショートが8月以来の高水準へと急拡大
が支援材料となり154円後半まで上昇した。
13日は円安相場が予想されており、米消費者物価指数や米月次財政収支の結果次第では、最近の上方目線を引き継いで強い展開となれば、155.50を目指すシナリオも意識される。
本日注目イベント・指標
- 07時30分:米)バーキン:リッチモンド連銀総裁の発言
- 22時30分:米)消費者物価指数
- 23時30分:米)ウィリアムズ:NY連銀総裁の発言
※本日注目度の高い米国の経済指標は、消費者物価指数(22時30分発表)
≫2024年11月12日更新
ドル円チャート15分足
ドル円は伸び悩みか、ドル買い継続も上値の重さを意識
11日のドル円相場は堅調に推移しました。トランプ次期政権への期待からドル買いが続き、米消費者信頼感指数の改善もドルを支えましたが、材料が少ないため上値は重い展開でした。米長期金利の上昇がドルを後押しする一方、FRBのハト派スタンスで金利高は限定的となりそうです。
今週の米消費者物価指数(CPI)が注目されており、予想を上回れば利下げ期待が後退し、ドル円は150円を試す可能性もありますが、心理的節目の150円には抵抗が強く、一時的に超えても押し戻される可能性があります。本日12日の予想は円安です。
本日注目イベント・指標
- 16時00分:英)失業率&失業保険申請件数
- 24時00分:米)ウォラーFRB理事の発言(投票権あり)
- 24時15分:米)バーキン:リッチモンド連銀総裁の発言(投票権あり)
※本日、注目度の高い米国の経済指標はありません
≫2024年11月11日更新
ドル円チャート15分足
米長期金利の伸び悩みを受けてドルは上げ渋る可能性
8日(金)のドル円は153円37銭から152円55銭まで下落。本日(11日)は円安予想。
米大統領選でトランプ前大統領が勝利、減税による企業業績向上や消費拡大が期待され、米国経済の持続的な成長も予想される。12月開催の米連邦公開市場委員会(FOMC)の会合で利下げ見送りの可能性があり、リスク回避のドル売りがただちに拡大するとの見方は少ない。
しかし、日本の通貨当局は為替の動きについて「投機的な動向も含め、極めて高い緊張感を持って注視する」と述べており、1ドル=155円を超えてドル高円安が進行した場合、円安是正を狙った為替介入の可能性を警戒し、短期的なドルの上昇は小幅にとどまりそう。
本日注目イベント・指標
- 08時50分:日)日銀金融政策決定会合における主な意見の公表
- 08時50分:日)9月国際収支・貿易収支
≫2024年11月8日更新
ドル円チャート15分足
急上昇の反動で大幅下落。トランプ・ラリーはひとまず終焉
木曜日のドル円相場は大幅下落しました。朝方に154.72の高値をつけましたが、反動売りや三村財務官の「行き過ぎた動きへの対応」発言が円安を牽制しました。また、米国ではトランプ・トレードの巻き戻しによる米金利低下・ドル売りが重石となり、FOMCの25bp利下げ決定でFRBのパウエル議長が中立的な姿勢を示すと152.70まで下落。その後小反発し、現在は152.90前後です。前日は152.93で終え、8日のAI予想は円安方向を見込んでいますが、日足チャートの売りと買いシグナルが混在しており短期の方向性は不透明です。
本日注目イベント・指標
- 10時00分:日)田村日銀審議委員の発言[あいさつ]
- 21時15分:欧)ECB政策金利&声明発表
- 21時30分:米)新規失業保険申請件数
- 21時30分:米)生産者物価指数
- 21時45分:欧)ラガルドECB総裁の記者会見
- 23時25分:ス)ジョーダンSNB総裁の発言
- 26時00分:米)30年債入札
≫2024年11月7日更新
ドル円チャート15分足
トランプ氏勝利を受けドル円大幅上昇
6日のドル円は高値154.69をつけてから終値154.63と3日ぶりに反発し、大幅上昇。
米大統領選にてトランプ氏が勝利しトランプ・トレードの活発化(大幅減税+財政出動+規制緩和の組み合わせを意識した米株買い・米債売り・米ドル買い)。さらに日経平均株価や米主要株価指数の大幅上昇からリスク選好の円売り再開、米金利上昇に伴うドル買い圧力、10月28日に記録した直近高値突破に伴う仕掛け的なドル買い・円売りが支援材料となった。
本日(7日)も円安予想で、日足チャートではMACDで売りシグナル、モメンタムは強気のシグナル示し、短期的な見通しはややつけにくい。IMMは円売り優勢のため、一定の下値の硬さも期待できる。
本日注目イベント・指標
- 07時00分:豪)ブロックRBA総裁の発言
- 09時30分:豪)貿易収支
- 21時00分:英)BOE政策金利・声明発表
- 21時00分:英)BOE四半期金融政策報告
- 21時30分:英)ベイリーBOE総裁の記者会見
- 22時30分:米)新規失業保険申請件数
- 22時30分:米)第3四半期非農業部門労働生産性
- 28時00分:米)FOMC政策金利・声明発表
- 28時30分:米)パウエルFRB議長の記者会見
≫2024年11月6日更新
ドル円チャート15分足
下値警戒 相場心理には底堅さも
5日のドル円は売りが拡大。安値151.33をつけ終値151.63と2営業日連続でドル売りが出た。米ISM非製造業景況指数が56.0で予想を上振れ、米貿易収支や米サービス部門購買担当者景気指数の結果も注目された。米10年国債利回り(米長期金利)は上昇し、ドル買いが強まる場面があった。
本日(6日)も円安予想で、日足チャートではMACDで売りシグナル、モメンタムは強気のシグナルを示し、短期的な見通しはややつけにくい。IMMは円売り優勢のため、一定の下値の硬さも期待できる。
本日注目イベント・指標
- 06時45分:NZ)第3四半期失業率・就業者数
- 08時50分:日)BOJ議事要旨公表(9月19日・20日開催分)
- 23時00分:欧)ラガルドECB総裁の発言
- 24時30分:米)週間原油在庫
- 27時00分:米)30年債入札
- 28時10分:NZ)オアRBNZ総裁の発言
≫2024年11月5日更新
ドル円チャート15分足
戻り売り 米金利上昇で押し目買いも
週明け4日のドル円は軟調。安値151.53をつけてから終値152.15と2日ぶりに反落した。米製造業新規受注が-0.5%で予想を下振れ。米10年国債利回り(米長期金利)は上昇しておりドル買いの流れを支えた。
本日(5日)の予想は円安で、日足チャートではMACDで売りシグナル、モメンタムは強気のシグナル示しており、短期的な見通しがややつけにくい状況。IMMは円売り優勢で一定の下値の硬さも期待できる。
本日注目イベント・指標
- 12時30分:豪)RBA政策金利・声明発表
- 12時30分:豪)RBA四半期金融政策報告
- 13時30分:豪)ブロックRBA総裁の記者会見
- 22時30分:米)貿易収支
- 24時00分:米)ISM非製造業景況指数
- 27時00分:米)10年債入札
≫2024年11月4日更新
ドル円チャート15分足
いくぶん円安進む 値下がりしたドル買い戻す動き
1日のドル円は、151円台後半から153円の間で推移した。 前日から続く円高を維持しつつも、大きな値上げや値下げを伴わない範囲での上下を繰り返し152.98円で取引を終了。
日本銀行の金融政策据え置きが発表されたことに加え、米国の経済指標や立ち位置が注目されていた。わずかが円高圧力として働いた。
本日注目イベント・指標
- 24時00分:米)製造業受注指数
- 27時00分:米)3年債入札
- 29時00分:NZ)RBNZ金融安定報告書公表
≫2024年11月1日更新
ドル円チャート15分足
調整売り 一段の下値警戒感も
前取引日(31日)のドル円は下落。安値151.82をつけてから終値152.03と4日ぶりに反落した。米個人消費支出(PCEデフレーター)が2.1%で予想通り、米個人所得や米新規失業保険申請件数の結果も注目される中、米10年国債利回り(米長期金利)は上昇し、ドル買いの流れを支えた。
本日(1日)の予想は円安で、日足チャートではMACDが売りシグナル、モメンタムが強気シグナルを示しており、短期的にはやや方向感がつかみにくい状況。ただし、IMMの円買いポジションが優勢で、リスク材料には注意が必要です。
本日注目イベント・指標
- 21時30分:米)非農業部門雇用者数
- 21時30分:米)失業率
- 21時30分:米)製造業雇用者数
- 21時30分:米)平均時給
- 23時00分:米)ISM製造業景況指数
2024年10月の相場
≫2024年10月31日更新
ドル円チャート15分足
地合い強さ引き継ぐ 米金利上昇に反応
前取引日(30日)のドル円は買い優勢。高値153.49をつけ終値153.41となり4営業日連続でドルが買われました。米ADP雇用統計が23.3万人で予想を上振れ、米四半期実質国内総生産や米四半期GDP個人消費・速報値の結果も注目される中、米10年国債利回り(米長期金利)は上昇し、ドル買いの流れを支えた。
本日(31日)の予想は円安で、日足チャートではMACDが売りシグナル、モメンタムが強気シグナルを示しており、短期的にはやや方向感がつかみにくい状況。ただし、IMMの円買いポジションが優勢で、リスク材料には注意が必要です。
本日注目イベント・指標
- 09時30分:豪)小売売上高
- 正午前後:日)BOJ政策金利&声明発表
- 正午前後:日)日銀経済・物価情勢の展望(展望レポート)公表
- 15時30分:日)植田日銀総裁の記者会見
- 19時00分:欧)消費者物価指数
- 21時30分:加)GDP
- 21時30分:米)新規失業保険申請件数
- 21時30分:米)個人所得/個人支出/PCEデフレーター/PCEコア・デフレーター
- 21時30分:米)第3四半期雇用コスト指数
- 22時45分:米)シカゴ購買部協会景気指数
- 米株引後:米)アップル決算
- 米株引後:米)アマゾン・ドットコム決算
≫2024年10月30日更新
ドル円チャート15分足
ドル高継続するも上値重く、基本は強保ち合い
前取引日(29日)のドル円相場は買い優勢で進み、高値153.86を記録し終値は153.37でした。米経済指標のケース・シラー住宅価格指数が予想を上回り、米消費者信頼感指数や米雇用動態調査の結果も注目される中、米10年国債利回りが上昇し、ドル買いの勢いが強まりました。
本日(30日)の予想は円安で、日足チャートではMACDが売りシグナル、モメンタムが強気シグナルを示しており、短期的にはやや方向感がつかみにくい状況です。ただし、IMMの円買いポジションが優勢で、リスク材料には注意が必要です。
本日注目イベント・指標
- 09時30分:豪)第3四半期消費者物価指数
- 09時30分:豪)消費者物価指数
- 18時00分:ス)シュレーゲルSNB総裁の発言
- 21時15分:米)ADP雇用統計
- 21時30分:米)第3四半期GDP【速報値】/個人消費【速報値】
- 23時00分:米)中古住宅販売保留
- 23時30分:米)週間原油在庫
- 29時15分:加)マックレムBOC総裁の発言
- 米株引後:米)メタ・プラットフォームズ決算
- 米株引後:米)マイクロソフト決算
≫2024年10月29日更新
ドル円チャート15分足
好地合い継続 米金利上昇に反応
28日のドル円は高値153.88をつけ終値153.30と2営業日連続でドルが買われたのち本日の取引へ移行した。
28日は目立った経済イベントはなく、米時間には様子見の姿勢も見られた。米10年国債利回りは上昇しており、ドル買いの流れを支える面もあった。
日足チャートはMACDで売りシグナルが点灯、一方でモメンタムは強気のシグナルが点灯しており、短期的な見通しはややつけにくい。大口投機筋では円買い優勢のため、悪材料が出た際は注意。
本日注目イベント・指標
- 22時00分:米)S&P/ケース・シラー住宅価格指数
- 22時00分:米)住宅価格指数
- 23時00分:米)JOLTS求人
- 23時00分:米)消費者信頼感指数
- 26時00分:米)7年債入札
- 28時30分:加)マックレムBOC総裁の発言
≫2024年10月28日更新
ドル円チャート15分足
買い再燃 日米金利差拡大
25日ドル円は高値152.37をつけ終値152.33と2日ぶりに反発したのち週の取引を終了。
25日は大きな経済イベントはなく、米時間には様子見の姿勢も見られた。米10年国債利回り(米長期金利)は上昇による日米金利格差の拡大観測を背景にドル買い・円売りが出る面も。
日足ではMACDで売りシグナルが点灯、しかしモメンタムは強気シグナルが点灯しており、短期的な見通しはつけにくい。大口投機筋は円買い優勢のため、悪材料が出た際は注意したい。
本日注目イベント・指標
- 24時30分:米)2年債入札
- 26時00分:米)5年債入札
- 26時30分:加)マックレムBOC総裁の発言
≫2024年10月25日更新
ドル円チャート15分足
調整売り 一段の下値警戒感も強さ引き継ぐ
24日のドル円は下落。安値151.54をつけてから終値151.83と4日ぶりに反落した。
24日のイベントは、米新築住宅販売件数が4.1%で予想を上振れ、また米新規失業保険申請件数や米失業保険継続受給者数の結果も注目された。米10年国債利回り(米長期金利)が上昇したことを支援材料にドル買いが強まる場面があった。
25日の日足はMACDで売りシグナルが点灯、一方でモメンタムはいまだ強気シグナルが点灯しており、短期的な見通しはややつけにくい状況。大口投機筋(IMM通貨先物ポジション)は円買い優勢のため、悪材料が出た際は注意したい。
本日注目イベント・指標
- 08時30分:日)東京都区部消費者物価指数
- 21時30分:加)小売売上高
- 21時30分:米)耐久財受注
- 23時00分:米)ミシガン大学消費者信頼感指数
- 24時20分:英)ベイリーBOE総裁の発言
≫2024年10月24日更新
ドル円チャート15分足
地合い強さ引き継ぐ 米金利上昇に反応
23日のドル円は上昇し、3営業日連続でドルが買われた。高値153.18をつけ終値152.75になりました。
23日のイベントは、米中古住宅販売件数が-1.0%で予想を下振れ。米10年国債利回り(米長期金利)は上昇しており、ドル買いの流れを支える面もあった。
24日の日足チャートは依然として強気のシグナルが点灯しており、強気トレンドの継続が示唆される状態。大口投機筋(IMM通貨先物ポジション)は円買いが優勢であり、上値追いに慎重な姿勢を示す向きもある。
本日注目イベント・指標
- 17時00分:欧)製造業PMI
- 17時00分:欧)非製造業PMI
- 17時30分:英)製造業PMI
- 17時30分:英)非製造業PMI
- 21時30分:米)新規失業保険申請件数
- 21時45分:米)ハマック:クリーブランド連銀総裁の発言
- 22時45分:米)製造業PMI
- 22時45分:米)非製造業PMI
- 23時00分:米)新築住宅販売件数
- 28時45分:英)ベイリーBOE総裁の発言
≫2024年10月23日更新
ドル円チャート15分足
堅調期待 ドル仕込む動き
22日のドル円は買いが優勢で、高値151.19をつけて終値は151.09となり、2営業日連続で円売りが続いた。
リッチモンド連銀製造業指数が-14で予想を上振れ。米10年国債利回り(米長期金利)は上昇したことを支援材料にドル買いが強まる場面があった。
23日の日足チャートは依然として強気のシグナルが点灯しており、強気トレンドの継続が示唆される状態。大口投機筋(IMM通貨先物ポジション)は円買いが優勢であり、上値追いに慎重な姿勢を示す向きもある。
本日注目イベント・指標
- 22時00分:米)ボウマンFRB理事の発言
- 22時45分:加)BOC政策金利・声明発表
- 23時00分:欧)ラガルドECB総裁の発言
- 23時00分:米)中古住宅販売件数
- 23時30分:加)マックレムBOC総裁の記者会見
- 23時30分:米)週間原油在庫
- 25時00分:米)リッチモンド連銀総裁の発言
- 26時00分:米)20年債入札
- 27時00分:米)地区連銀経済報告
- 27時45分:英)ベイリーBOE総裁の発言
- 28時00分:日)植田日銀総裁の発言
≫2024年10月22日更新
ドル円チャート15分足
押し目買い 米金利上昇に反応
週明け21日のドル円は堅調。高値150.88をつけてから終値150.84と2日ぶりに反発した。
米景気先行指標総合指数が-0.5%で予想を下振れ。米10年国債利回り(米長期金利)は上昇しており、ドル買いの流れを支える面もあった。
22日の日足チャートは強気のシグナルが点灯しており、強気トレンドへの転換が意識されるものの大口投機筋(IMM通貨先物ポジション)の動向は円買い優勢となっており、上昇一辺倒にもなりにくい状況。
本日注目イベント・指標
- 07時40分:米)デイリー:サンフランシスコ連銀総裁の発言
- 22時25分:英)ベイリーBOE総裁の発言
- 28時15分:欧)ラガルドECB総裁の発言
≫2024年10月21日更新
ドル円チャート15分足
一部で買い渋り 日米金利差縮小
先週末18日のドル円は149.35まで下落後、149.52で取引を終了。18日は大きな経済イベントはなく、米市場では様子見の姿勢が見られましたが、米10年ぶり為替の上昇により日米差が広がりドル買い・円売りが出る場面があった。日足チャートは強気のシグナルが点灯しており、強気地合いへの移行の可能性がある。大口投機筋(IMM通貨先物ポジション)では円が34,110枚の買い持ちとなっており、方向感の見定めにくい状況です。
本日注目イベント・指標
- 23時00分:米)景気先行指数
≫2024年10月18日更新
ドル円チャート15分足
ドル2カ月半ぶり150円台。米金利の高止まりでドル買い優勢
17日のドル円は上昇し、150.31の高値をつけた後、150.21で終値を記録。2日連続で円売りが進む中、本日18日も円安が予想されている。17日に注目されたのは、米小売売上高が0.4%で予想を上回り、フィラデルフィア連銀製造業指数や新規失業保険申請件数も市場の関心を集めた。米10年国債利回りの上昇がドル買いを支援。
本日の日足チャートは強気トレンドを示しているが、大口投機筋は円買いが優勢で、慎重な動きも見られる。
本日注目イベント・指標
- 08時30分:日)全国消費者物価指数
- 11時00分:中)第3四半期GDP
- 11時00分:中)鉱工業生産
- 11時00分:中)小売売上高
- 11時00分:中)固定資産投資
- 時間未定:日)植田日銀総裁の発言[全国信用組合大会における挨拶]
- 15時00分:英)小売売上高
- 21時30分:米)住宅着工件数/建設許可件数
- 22時30分:米)ボスティック:アトランタ連銀総裁の発言
- 25時10分:米)ウォラーFRB理事の発言
≫2024年10月17日更新
ドル円チャート15分足
ドル円は堅調に推移し、150円目前まで上昇
16日ドル円相場は上昇し、高値149.80を記録後に終値149.64で2日ぶりに反発。10月16日には、米輸入物価指数が予想通りの-0.4%となり、米輸出物価指数の結果にも関心が集まりました。米10年国債利回り(米長期金利)も上昇しており、ドル買いを後押し。
本日17日の予想では円安が見込まれますが、日足チャートではモメンタムは強気のシグナルが点灯しており、強気トレンドへの転換が意識される。大口投機筋(IMM通貨先物ポジション)の動向は円買いが優勢なため、一方的な上昇にはなりにくい状況。
本日注目イベント・指標
- 09時30分:豪)失業率&新規雇用者数
- 20時00分:ト)TCMB政策金利・声明発表
- 21時15分:欧)ECB政策金利・声明発表
- 21時30分:米)新規失業保険申請件数
- 21時30分:米)小売売上高
- 21時30分:米)フィラデルフィア連銀景況指数
- 21時45分:欧)ラガルドECB総裁の記者会見
- 22時15分:米)鉱工業生産
- 24時00分:米)週間原油在庫
- 24時00分:米)グールズビー:シカゴ連銀総裁の発言
≫2024年10月16日更新
ドル円チャート15分足
買い手控え 株価先安感も重荷か
15日はドル円相場は売りが拡大、安値148.84を記録した後、終値149.20で3日ぶりに反落。経済イベントとしては、米ニューヨーク連銀製造業景気指数が予想を下回り、米10年国債利回り(米長期金利)は上昇したことで一時ドル買いが強まりました。本日16日の予想では円安が見込まれ、日足チャートでは強気のモメンタムが示されていますが、大口投機筋では円が36,528枚の買い持ちとなっており、方向感が不明確な状況です。
本日注目イベント・指標
- 10時00分:日)田村日銀審議委員の発言
- 21時15分:欧)ECB政策金利&声明発表
- 21時30分:米)新規失業保険申請件数
- 21時30分:米)生産者物価指数
- 21時45分:欧)ラガルドECB総裁の記者会見
- 23時25分:ス)ジョーダンSNB総裁の発言
- 26時00分:米)30年債入札
≫2024年10月15日更新
ドル円チャート15分足
好地合い継続 米金利上昇に反応
14日のドル円は高値149.97をつけた後、149.74で取引を終え、2日連続でドルが買われた。特段の経済イベントはなかったが、米10年国債利回りの上昇がドル買いを支えた。本日15日の予測では、円安が予想されており、日足チャートも強気トレンドを示唆している。ただし、大口投機筋の円買いポジションが増加しており、上値追いには慎重な見方もある。
本日注目イベント・指標
- 15時00分:英)失業率&失業保険申請件数
- 20時頃: 米)バンク・オブ・アメリカ決算
- 21時頃: 米)ゴールドマン・サックス決算
- 21時30分:加)消費者物価指数
- 21時30分:米)NY連銀製造業景気指数
- 23時頃: 米)シティグループ決算
- 24時30分:米)デイリー:サンフランシスコ連銀総裁の発言
- 26時00分:米)クーグラーFRB理事の発言
≫2024年10月14日更新
ドル円チャート15分足
日米金利差拡大で買い再燃、米利下げの不透明感からドルは底堅く推移
11日のニューヨーク外為市場では、ドル・円は148円88銭まで一時下落した後、149円28銭まで上昇し、最終的に149円16銭で取引を終えました。米9月生産者物価指数(PPI)がインフレの鈍化を示す結果となり、ドルは一時的に弱含みましたが、コアPPIが前年比で予想外に加速。また、10月のミシガン大学消費者信頼感指数が低下した一方で、1年先の期待インフレ率が上昇したため、インフレリスクが残存しているとの見方から、金利上昇に伴うドル買いが進みました。さらに、リスク選好の円売りも強まったことが影響しました。
本日注目イベント・指標
- 米 ウォラーFRB理事の発言
重要指標の発表はなし
≫2024年10月11日更新
ドル円チャート15分足
ドルは一時乱高下、米CPIは予想対比上振れも、雇用への警戒でやや下落
10日に発表された米消費者物価指数(CPI)が予想を上回ったことから、ドル買いが強まりましたが、同時に新規失業保険申請件数の増加が景気悪化への懸念を引き起こし、一時ドル売りに転じました。アトランタ連銀のボスティック総裁が利下げ見送りの可能性を示唆したことで、再びドル買いが進行。市場は今後の米ミシガン大学消費者態度指数や卸売物価指数の発表に注目しており、円の買い持ちが多い中、方向感が難しい状況です。147.50近辺での売り一巡後、押し目買いの展開も視野に入れられていますが、CPIを通過し主要なイベントは消化。ドル円は上値重い展開か。
本日注目イベント・指標
- 英 8月国内総生産(GDP)
- 米 生産者物価指数
- 加 9月新規雇用者数
- 加 失業率
- 米 ミシガン大 消費者センチメント
≫2024年10月10日更新
ドル円チャート15分足
ドル円は149円台まで上昇
昨日は9月FOMC議事要旨が発表され、米10年国債利回り(米長期金利)は上昇。これがドル買いの流れを支え149円台を回復。本日は米CPIが発表される。一時は149円36銭と、8月以来のドル高水準を記録。一部では、ドル円は150円台も視野に入ったとの見方も出ており、「200日移動平均である151円15銭にも近づいている」と指摘。本日は米CPIが発表される。市場の注目がインフレから雇用にシフトしている中ではあるが、強い結果となれば、年内2回程度織り込まれている利下げ回数に影響を与え、ドル円が上振れるリスクもあり、警戒が必要。
本日注目イベント・指標
- 英 英9月消費者物価指数
- 米 新規失業保険申請件数
- 米 9月消費者物価指数
- 米 ウィリアムズ・NY連銀総裁講演
≫2024年10月9日更新
ドル円チャート15分足
米CPIを控える中、ドル円は方向感に欠ける展開
昨日のドル/円はほぼ横ばいの148円台前半でクローズ。連休明けの中国株が不安定な値動きとなる中、円買い主導で一時147.35円前後まで下落したが、下値ではドル買いが入り下げ渋った。欧米市場では自律的に148円台を回復。148.38円前後まで反発する場面もあった。欧米の要人発言が相次ぐも、明日米CPIを待つ格好で、ドル円は方向感に欠ける展開。本日は主要な経済指標の発表が無く、昨日同様、方向感の出づらい展開を予想。なお、中東の緊張感が高まっており、動向に警戒が必要。
本日注目イベント・指標
- 日 衆議院解散(27日投開票)
- 米 米主要企業決算発表
- 米 ジェファーソンFRB副議長講演
≫2024年10月8日更新
ドル円チャート15分足
ドル円は149円台まで上昇もいったんドル買いは一服か
米9月雇用統計が非農業部門雇用者数の増加幅、失業率、平均時給とどこを切り取っても強い内容となったことから、11月連邦公開市場委員会(FOMC)での大幅利下げ観測が後退。長期金利上昇に伴うドル買いが加速し、149円台まで上昇。ただその後は、日本の実需勢のドル売りに押されたほか、海外時間でも前週末の上昇に対する利益確定目的のドル売りが持ち込まれ147.80円台まで下落する場面も見られた。ドル円は145円~円のレンジに入った可能性が高く底堅い動きは継続。
本日注目イベント・指標
- 豪 豪10月ウエストパック消費者信頼感指数
- 豪 豪9月NAB企業景況感指数
- 豪 RBA、金融政策会合議事要旨公表
- 日 8月国際収支・経常収支
- 日 9月景気ウオッチャー調査
- 独 独8月貿易収支
- 独 独8月鉱工業生産
- 米 8月貿易収支
- 米 ボスティック・アトランタ連銀総裁講演
- 米 コリンズ・ボストン連銀総裁講演
- 米 クーグラー・FRB理事講演
- 加 カナダ8月貿易収支