海FX・国内FXは両建て禁止?両建てルールとスワップフリーやボーナスを使った上手な活用方法

▶記事は編集方針を基に作成され、ランキングは評価基準に則り中立的に作成しています。当サイトは広告収入を基に運営されています。
なお、海外FX口座開設の教科書はfinconnect株式会社が所有・運営しています。

国内FXは基本的に両建てOKですが、海外FXの多くは両建てルールがあり、簡単に稼げそうな両建て手法は禁止されているので注意してください。国内FXユーザーは両建てしても問題ないので、本記事では海外FXの両建てについて詳しく解説します。

海外FXの両建てルール


  1. 同一口座内の両建てはOK
  2. 別口座や異業者間(国内FX含む)の両建ては禁止
  3. ボーナスやスワップフリーで簡単に稼げるが、バレると利益が没収される

海外FXは同一口座内の両建てのみ許可されており、複数口座や国内FXとの両建ては禁止です。なぜなら、ボーナスゼロカットシステムを悪用したり、スワップフリーを使って簡単に稼げてしまうからです。

稼げるからといってルールを破ると、バレた場合にペナルティを受ける可能性があります。ペナルティは利益没収や元金の出金拒否があり、稼いだ以上に損するので自己責任で判断しましょう。

本記事では、海外FXの両建てルールと注意点、簡単に稼げてしまうボーナスやスワップフリーを使った両建て手法について詳しく解説します。最後に、国内FXユーザーにも使える両建てで節税する方法も紹介するので最後までご覧ください。

執筆者:吉田哲也
株式投資、為替証拠金取引(FX)歴5年以上。金融政策をベースにドル円のスイングトレードでスワップを貰いながら有利なトレードがメイン。レバレッジを活かしたスキャルピングやデイトレでお小遣いを稼ぐことも。FXでは年間10~20%安定して稼ぎ、20代で資産2,000万円達成。正しい情報発信だけでなく、裏技的な活用方法を考えるのが好きです。

パートナーのリスト編集ガイドライン評価プロセスを公開しています。

FXのルールや注意点に関しては、金融庁「外国為替証拠金取引について」をご確認ください。

10月の重要指標

【10月版】FX重要指標経済カレンダー

11月~12月分はこちら

チャートパターン集

チャートパターン

プライスアクション集はこちら

相場分析レポート

相場レポート

FXに役立つ資料・ツール一覧をみる≫

毎日更新|チャート分析、相場解説
ショートカットできる目次

海外FXの両建てルール3選|別口座・別業者(国内FX含む)は禁止

海外FXでは、同一口座内の両建ては認められていますが、別口座や別業者(国内FX含む)との両建ては禁止されています。

  • 同一口座での両建て(基本OK)
  • 別口座との両建て
  • 別業者との両建て

①同一口座での両建て

海外FXでは、同一口座での両建ては認められている場合が多いです。なぜなら、同一口座内で両建てしても簡単に稼げる方法はなく、ほとんど意味ない行為だからです。

基本的に同一口座内の両建ては意味が無いのでおすすめしません。ただし、利益が出た方は両建てを活用することで税金を減らせます。

簡単に説明すると、両建てのマイナスポジションを年内に確定し、プラスポジションは来年確定することで今年の税金を減らせます。厳密には税金の先延ばしですが、資金効率や損失繰越できない点を考えると効果的な方法です。

②別口座との両建て

海外FXでは、複数口座を作って別口座間で両建てするのは禁止されています。なぜなら、ボーナスやゼロカットシステムを悪用したトレードを防ぐためです。

例えば、過去に流行って禁止された手法を1つ紹介します。現在は禁止されており、バレると元本含めて出金停止になるリスクがあるので注意してください。

簡単に稼げる禁止手法の例

A口座とB口座に10万円ずつ入金し、両建てした状態で経済指標など急激な値動きが発生するとA口座はゼロカットされて損失は最大10万円、B口座は青天井で10万円以上増える可能性が高くなるので利益を出しやすくなります。

この手法はボーナスを使うと更に稼げる期待値があがり、何度も繰り返せば知識が無くても簡単に稼げました。実際にGemforexがサービス停止する前は、ボーナスをもらいながら何度もチャレンジできました。この手法だけで月数百万円稼ぐ人もいたのですが、現在はどの業者でも対策されています。

ボーナスが少ない業者では別口座との両建てが認められる場合がありますが、ゼロカットシステムを悪用したトレードはどの業者も禁止されています。ズルい手法は基本的に制限されるので、稼げてもバレて没収されるリスクは理解しておきましょう。

③別業者(国内FX含む)との両建て

海外FXでは他の海外FX業者だけでなく、国内FXとの両建ても含めて禁止されています。別口座と同様に、別業者の両建てもボーナスやゼロカットシステムを悪用したトレードができるので禁止。

また、スワップフリーを使うと国内FXとの両建てで稼げるのでNGです。例えば、XMのKIWAMI極口座はスワップフリーなので、国内FXでドル円ロング、KIWAMI極口座でドル円ショートすれば毎日スワップ分が利益になります。

実際にSNSを調査すると、スワップフリーをずる賢く利用してノーリスクで稼いでいる人もいます。ただ、最近では業者側も目を光らせているので、大勝ちすると制限される可能性があるので注意してください。

海外FXと国内FXの両建てはバレるのか?【結論:バレない】

他の海外FX業者との両建てはMT4/MT5を介してバレる可能性が高いですが、国内FXとの両建てがバレる可能性は低いと考えています。

そもそも、海外FXの両建てがバレるのは、同じ取引プラットフォーム(MT4/MT5)を使うことでトレード履歴を他の業者に見られてしまうことが大きな原因です。また、海外FX業者側も悪用されないように必死に対策を考えているのでバレる可能性があります。

一方、海外FXと国内FXには接点がないため、両建てしてもバレる可能性は低いです。ただし、バレた際はペナルティを受ける点に注意が必要です。

海外FXの両建てペナルティ

  • 利益の取り消し
  • 元金の出金拒否
  • アカウント凍結

せっかく両建てで稼いでも、ペナルティで全て没収されては意味がありません。最悪の場合、利益だけでなく口座内のお金すべて出金できなくなるので、基本的には正当な方法で稼ぐことをおすすめします。

海外FX・国内FXの両建て活用方法3選|必ずリスクも理解しておこう

海外FX・国内FXの両建て活用方法3選


  • ボーナスとゼロカットを活用した両建て
  • 海外FXと国内FXでスワップポイントを稼ぐ両建て

海外FX・国内FXともに、両建ては基本的におすすめしない手法です。なぜなら、一時的に損失を抑えたり、現実逃避にしかならないからです。

ただし、上手に活用すれば初心者でも利益を出したり、税金を賢く減らせる可能性があります。特に自分のトレードスキルに自信がない方は、アイデア力で賢く稼ぐのがおすすめです。

①ボーナスとゼロカットを活用した両建て

海外FXでは、ボーナスとゼロカットシステムを使った両建てで稼ぐことができます。ただし、海外FXでは禁止されている業者がほとんどなので注意してください。

たとえば、A口座に10万円とB口座に10万円入金して両建てした場合、急激な値動きによってA口座はゼロカットされて-10万円で損失が限定されますが、B口座は+10万円以上増える可能性が高いです。

ボーナスを活用すれば自己資金10万円で出来る方法ですが、利益は10万円以上得られるのでやればやるほど儲かる可能性があります。

実際に過去にはボーナスとゼロカットシステムを悪用した手法が流行し、海外FX業者がルールで禁止するようになりました。

②海外FXと国内FXでスワップポイントを稼ぐ両建て

海外FXと国内FXでは、スワップポイントは業者ごとに異なります。中には、マイナススワップが0になるスワップフリーを導入している業者もあるので、上手く業者を選べばノーリスクでスワップポイントが稼げます。

例えば、XMのKIWAMI極口座はスワップフリーなのでドル円ショートでもマイナススワップが付きません。一方、国内FXでドル円ロングすればプラススワップがもらえます。

XMで10万通貨ショート、国内FXで10万通貨ロングすると、値動き分は相殺されつつ毎日スワップが約2,000円(スワップは各国の金利状況で変動する)がもらえます。つまり、月6万円が安定して稼げてしまいます。

この手法はブログやSNSで拡散されると対策されるので、一部のトレーダーがこっそり使っているやり方です。バレるとペナルティの可能性があるので、自己責任でやりましょう。また、最近では業者側が長期間のスワップフリーを禁止する傾向があるので、途中で使えなくなるリスクは理解しておきましょう。

とはいえ、初心者でも稼ぎやすい手法に変わりはありません。やってみたい方はXMTradingの口座開設方法を参考に、さっそく口座開設してみましょう。

今なら下記ボタンから登録すると新規口座開設ボーナスがもらえます。

顧客数No.1の海外FX

口座開設だけならノーリスク

丁寧な日本語サポートで安心

③節税のための両建て

海外FX・国内FXに限らず、利益が出た場合に両建てを活用すれば節税できます。例えば、今年の利益が30万円の場合は国内FXで20%の6万円、海外FXは他収入によりますが10~30%の3~9万円の税金がかかります。

海外FXと国内FXの税金の違いを詳しくみる≫

ただ、両建てでマイナスポジションだけ決済し、今年の利益を減らすことで節税可能。プラスポジションは来年に確定すれば1年間税金の支払いを遅らせれます。特に海外FXは損失繰越できないので、安定して勝てる人以外は利益を先延ばしにしておくのをおすすめします。

ただし、海外FXと国内FXは税区分が異なるため、損益を合算できません。海外FX・国内FXそれぞれで損益を相殺するように計画的にトレードしましょう。

海外FXの税金について詳しく知りたい方は海外FXの税金特集海外FXの確定申告をご覧ください。税金の基本から計算方法、確定申告の手順まで初心者向けに詳しく解説しています。

海外FX・国内FXの両建てに関するよくある質問

海外FXでは異業者と両建ては禁止ですか?

基本的に禁止されています。

海外FXで両建てがバレるのはなぜですか?

海外FXで両建てがバレる原因は2つ考えられます。

  • MT4/MT5のトレード履歴を見られる
  • 海外FX業者間で情報共有している

いずれにせよ禁止行為がバレると利益や元金が出金拒否される可能性があるので、辞めておきましょう。

海外FXで可能な両建ては何ですか?

海外FXでは、同一口座内の両建ては可能です。

ただし、複数口座間や異業者間の両建ては禁止されています。意図せず両建てしているケースもあるので注意してください。

海外FXで両建てできる業者はありますか?

Exnessは両建てに対して寛容で、異業者間の両建てについて問い合わせましたが、特に禁止していないと回答をもらっています。

海外FXで両建てがバレない方法はありますか?

バレない方法はありません。

少額や悪用したトレードをしなければバレない可能性はありますが、常にバレるリスクがあることは頭に入れておきましょう。

海外FXで両建てが禁止の理由は何ですか?

海外FXでは、ボーナスやゼロカットシステムを悪用して稼ぐトレードを抑制するために両建てが禁止されています。

勝てる確率は高いですが、ペナルティを受けたら意味がないので辞めておきましょう。

海外FXと国内FXの両建ては禁止ですか?

基本的に海外FX側が異業者間の両建てを禁止しているので、国内FXとの両建ても禁止です。

ただし、Exnessなど一部の業者では両建てを認めている場合があります。

国内FX同士の両建ては禁止ですか?

国内FX同士の両建ては業者によって異なりますが、両建て可能な業者はあります。ただし、国内FXで両建てするメリットはほとんどありません。

海外FXと国内FXはどっちがおすすめですか?

資金が少なく、短い期間で稼ぎたい方はボーナスがもらえてレバレッジをかけられる海外FXがおすすめです。一方、運用資金が1,000万円以上あり、低リスクで長期運用したい方は国内FXが適しています。

海外FXと国内FXの違いは海外FXと国内FXはどっちがいいの?違いと選び方を解説をご覧ください。

海外FXと国内FXの税金の違いはありますか?

海外FXは本業の給与と合わせて計算し、稼いでいる人ほど税率が高くなります。一方、国内FXは一律20%です。

課税所得海外FXの税率国内FXの税率
~195万円15%20%
195~330万円20%20%
330~695万円30%20%
695~900万円33%20%
900~1,800万円43%20%
1,800~4,000万円50%20%
4,000万円~55%20%

詳しくは海外FXと国内FXの税金の違いをご覧ください。また海外FXと国内FXを併用した場合の税金はどうなる?も合わせてご覧ください。

海外FX・国内FXの両建て禁止ルールまとめ|リスクを理解して活用しよう

国内FXは基本的に両建てが許可されていますが、海外FXは注意が必要です。下記ルールをしっかり理解しておかないと、後悔するので注意してください。

海外FXの両建てルール


  1. 同一口座内の両建てはOK
  2. 別口座や異業者間(国内FX含む)の両建ては禁止
  3. ボーナスやスワップフリーで簡単に稼げるが、バレると利益が没収される

もし、紹介した手法を使う場合は、リスクをしっかり理解しましょう。トレードで稼げる人は、利益没収になると損なので、わざわざリスクを負う必要はありません。

今なら下記ボタンから登録すると新規口座開設ボーナスがもらえます。

顧客数No.1の海外FX

口座開設だけならノーリスク

丁寧な日本語サポートで安心

もし、合法的に両建てしたい場合は下記業者を検討しましょう。今後規制される可能性はありますが、現在許可されているのでルール違反でペナルティを受けることはありません。

両建て可能なおすすめ海外FX業者

  • Exness
  • TitanFX
  • AXIORY
  • Tradeview

参考文献

記事に関する責任者・責任元

運営会社finconnect株式会社
住所愛知県名古屋市北区大曽根3-10-7(リニアビル)
代表者吉田哲也
連絡先info@finconnect.co.jp

質問など問い合わせについては、お問合せよりご連絡ください。

ショートカットできる目次